新宝珠幼稚園

園からのお知らせ

 涼しい日、暑い日が入れ替わり立ち代わり、やって来るこの時期、外で元気に遊んでいる子ども達の中には、鼻水が上手くかめなくて、「たらーん」とたらしたままという子を見かけます。病気につながるので、上手くかめるように教えてあげましょう。

育ママ・育パパおうえんブック「ワンダープチノート」
ワンダーえほん2018年9月号付録

ゆきこせんせいのこどもクリニック 引用

~上手にはなをかめますか? 耳と鼻の病気~

 鼻はいつも外気にさらされていて、ウイルスや細菌が入りやすいところです。そして鼻やのどと、耳の鼓膜の奥(中耳という部位)は、耳管という通路でつながっています。小さい子どもはこの耳管が太く短く水平なため、風邪をひくと耳の病気にもなりやすいので注意が必要です。
 鼻水があっても元気に遊び、夜もよく眠れるようなら、自然に回復するのを待てばよいでしょう。けれども鼻風邪から知らぬ間に中耳炎になっていたり、鼻水がのどの奥に流れて(後鼻漏(こうびろう)といいます)咳がひどくなったり、鼻の奥に膿がたまる副鼻腔炎になったりと、さまざまな合併症がでることもあります。後鼻漏(こうびろう)のために呼吸がゼイゼイする症状は、子どもにとても多いものです。急性中耳炎では、痛みを訴えたり鼓膜が破れて耳だれが出ます。中耳に水がたまる滲出(しんしゅつ)性中耳炎では痛みなどの症状がなく気づきにくいのですが、耳の聞こえが悪くなるため言葉の発達に影響することもあります。鼻の症状が1週間以上続くときは耳鼻科や小児科を受診し、合併症の有無もチェックしてもらいましょう。
 家庭では、ぜひ上手なはなのかみ方を教えてあげてください。片方の鼻の穴を押さえて、ゆっくり少しずつかめるようにします。鼻の前にティッシュペーパーを1枚あてて、鼻息で吹き飛ばす練習をするとコツがつかめます。耳の掃除は、2週間に1回程度、耳の入り口をそっとぬぐうくらいで十分です。やりすぎると、本来自然に耳あかを外に運ぶ働きのある外耳道炎をおこしてしまいます。どうしても気になる場合は、1年に2~3回耳鼻科で耳あかをとってもらいましょう。
 この年頃鼻血も多いものです。アレルギー性鼻炎があり鼻粘膜が炎症をおこしていたり、鼻をいじるくせのある子どもは繰り返します。血液を飲み込まないように座って軽く頭を下げ、小鼻を圧迫してみて止まれば心配いりません。20分以上止まらない、体にもあざができやすいというような場合は受診してください。

ゆきこせんせいの紹介

小児科医・医学博士 田村幸子 田村内科小児科医院(東京・練馬区)。2児の母の立場からのアドバイスやていねいな診療姿勢、地域に密着した小児科医療が、子育てママ・パパの厚い信頼を得ている。

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